Q4回答理由
目次
賛成の理由
熊谷大 自・現 宮城
これらの導入により欧米諸国と遜色ない水準を目指すべき。
木戸口英司 無・新 岩手
過労死ゼロ,ワークライフバランスの実現,労働生産性向上のためには労働時間の規制を行う必要があり,時間外労働の上限を法律で規制すると共に,終業から始業までの間に一定の休息時間を設けるインターバル規制を導入すべきである。また,使用者に対し,裁量労働制適用者を含む全ての労働者の実労働時間を適切に把握し,記録させる義務を課す必要がある。
道用悦子 無・新 富山
長時間労働は,しっかりとした規制をかけないと野放しになる。①②③はいずれも必要である。
柴田未来 無・新 石川
月もしくは四半期単位等の例外無き労働時間規制導入を図りたい。企業の働き方情報(3年後離職率,有給・育休の取得率など)の開示も進めていきたい。
横山龍寛 無・新 福井
若林健太 自・現 長野
労働者保護,少子化対策,ワークライフバランスの観点から導入を検討する必要がある。
杉尾秀哉 民・新 長野
安全を確保し,健康で長時間働くことのできる環境を整えることは,企業にとっても,働く者にとっても良いことです。
田野辺隆男 無・新 栃木
労働者の保護の為の労働時間規制が,我が国の場合不徹底で,絶対的時間規制が必要である。
また,インターバル付与は,労働者の健康の確保の上では重要な制度といえる。
労働時間記録の法的義務化は当然で,残業手当の請求等の手続において労働者に実質の労働時間の証明責任を負わせるのは,公平を欠いている。
使用者が労働時間の記録をせず,労働時間管理がしっかりなされていない場合には,使用者に罰則のみならず,何らかの不利益な扱い(ペナルティー)と結びついた規制を考慮しても良いと思う。”
由良登信 無・新 和歌山
民進党,共産党,生活の党,社民党の野党4党は,長時間労働や過労死をなくすために,残業時間の法規制などを盛り込んだ労働基準法改正案(長時間労働規制法案)を衆院に共同提出しました。
法案は,労使協定を結べば青天井となっている労働時間の延長について,上限規制を設けます。具体的な時間は,労働者の健康や仕事と生活の調和が守られるものになるよう,労働政策審議会で議論して,厚生労働省令で決めます。次の勤務時間まで一定の休息時間を設ける「インターバル規制」を新たに導入します。事前に決めた時間分しか賃金を支払わない裁量労働制について,会社にいた時間や車外で働いた時間を使用者が把握・記録し,省令が定める時間を越えないように義務付けます。また,使用者に,事業場ごとに「労働時間管理簿」を作成し,労働者ごとに始業・就業時刻と労働時間を記入する義務を課しています。さらに,厚労相は労基法等に違反した者の名や違反行為内容を公表できるとの規定を盛り込んでいます。この法案の成立を期したいと思います。”
黒石健太郎 民・新 岡山
過労死等防止対策推進法の重みも受け止め,労働者の健康・安全の確保と生活時間の保障という観点から,実効ある長時間労働抑止策を講じることこそが優先されるべき。
田辺健一 共・新 香川
日本は残業の上限を決めていないため,長時間労働が野放しになっています。その労基法さえ踏みにじる「サービス残業」も横行しています。誰もが人間らしく働けるようにするには労基法の規制緩和を許さず,残業の上限を法律で決めます。仕事の間を11時間空けるインターバルの確保と労働時間記録の法的義務化など「労働のルール」を確立することが必要です。
永江孝子 無・新 愛媛
個人の働く人達の時間を権利を守る必要がある。ブラック企業,ブラックバイトは長時間労働から発生するものである。
阿部広美 無・新 熊本
これまで安倍政権下では,財界の意向に応じて労働者保護制度を壊すようなことばかり行ってきた。これを転換して企業の側にも一定の規制をかけることで適正な労働規制法制ができる。指摘の制度創設であれば,それほど企業の側にも過重な負担をかけるものではない。
古庄玄知 自・新 大分
大切なことは勤労者が健康的に働けることで,ブラック企業は社会悪に等しい。生産性の向上は長時間労働ではなく,健康で働き易い環境を経営者が作ることが必要。
下町和三 無・新 鹿児島
大変重要な視点で適切である。
伊波洋一 無・新 沖縄
長時間労働に苦しむ労働者の負担を軽減し,新たな雇用の拡大にもつながる。残業時間の法規制は,ヨーロッパでは当たり前にやられていることだ。